子牛にバナナやヤクルトを与えると
- 下痢防止に効果がある
- 栄養補給される
ということを聞いたことはありませんか?
今回はバナナやヤクルトは子牛の下痢防止に効果があるのかを検証していきます。
バナナの子牛への給与は一定の効果がある可能性が高い
バナナの子牛への給与は下痢に一定の効果がある可能性が高いです。
実際に論文で、「バナナの子牛への給与はTリンパ球を増加させるため、免疫を高める可能性高い」との発表が出ていました。
Tリンパ球はザックリと説明するとウィルスを殺す細胞や抗体を高める細胞です。
論文が出ていることやバナナの栄養素が高いことから考えても、下痢防止に効果があるのは間違いないでしょう。
新鮮なバナナでなくても問題なく、黒くなったバナナでも効果が高いようです。
食べれなくなったバナナを子牛へ給与しても良さそうですね。
実際に子牛にバナナを与えている人の評判を確認
Twitter上で実際に子牛にバナナを与えている人の評判を見てみました。
昨日下痢してバナナ喰わせた子牛今日はとりあえず元気そう~✌
さぁ、こいつで仕上げに入りますかァ~
ミルクに混ぜて飲ませまーす✨ pic.twitter.com/iZtfwbCWZj— シャケ (@ta_keee9_123) January 21, 2019
もう10年近くになるかな~?
試しでやってたら近くの商店の方や産廃業者さんがスーパーで売れ残りのバナナとか持って来てくれるようになって…下痢に効果がっていうのはいえないと思うけども嗜好性がいいので食いつきが落ちないのはいいと思います
— ネコ部長(よろしく牛乳) (@norami0721) December 26, 2018
悪い評判は見当たりませんでした。
論文が出ていることや実際に利用している人の評判から一定の効果があるのは間違いなさそうです。
ヤクルトはバナナよりも効果が薄い
ヤクルトはバナナよりも効果は薄いものの、子牛の下痢防止に一定の効果がある可能性が高いです。
ヤクルトの成分に含まれているガラクトオリゴ糖が下痢に一定の効果がある可能性が高いという論文がでています。
また、正式な論文ではありませんが、和牛を飼養している方もヤクルトは子牛の下痢防止に効果があるということを記載しています。
目次の時点で、かなりのパワーを感じる。すごい読みたくなるな…。『下痢にまずポカリ、次の一手はカロリーメイト/ヤクルトで子牛は下痢知らず/』 https://t.co/FPId9KJbky
— オカピ (@okapia_feb01) August 31, 2017
しかしながら、
- 論文では効果はあるものの、ガラクトオリゴ糖だけでは防止できない
- 書籍ではヤクルトの他にも色々給与している
- そもそもヤクルトはコストが高い
ということからヤクルトの子牛給与は下痢防止に効果はあるものの、目立った効果は出ないというのが私の考察です。
わざわざ下痢防止のためにヤクルトを購入することはあまりおすすめできません。
またヤクルトの中にもガラクトオリゴ糖が含まれていない商品もありますので、注意しましょう。
まとめ
今回はバナナとヤクルトを給与することで、子牛の下痢防止には効果があるのかということを検証してみました。
ポイントは
- バナナは下痢防止に効果がある可能性が高く、免疫を高めることも期待できる
- 実際に給与している人の評判も上々
- ヤクルトは効果はあるものの、大きな期待はできない
という点です。
子牛がミルクをなかなか飲まない!という方はバナナの給与を検討してみてはいかがでしょうか
コメント